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献本「100ページの文章術」。

酒井聡樹(2011)100ページの文章術-わかりやすい文章の書き方のすべてがここに-,共立出版

認知心理学の知見に基づき、わかりやすい文章の書き方を説明している一冊。とても丁寧に書かれているのですが、この本はあくまで文章術を扱ったものです。そのため、スムーズに読める一方、その根拠となる認知心理学の知見は自分で確かめる必要があります。
全体的に、多くのわかりやすい事例が掲載されており、実践的な文章術の参考書といえます。時折、意表を突くような例文が掲載されているので、飽きずに読むことができます。

【一文では一つのことだけを言う(p.70)】
(悪い例:原文)
食品の添加物の表示欄には、よく知らない化学物質名が並んでいることが多く、有害な物質ではないと思うけれど、知らないものに対する不安は拭えないので、その正体を調べてみることにした。

(この文章を分解してみると…)
・食品の添加物の表示欄には、よく知らない化学物質名が並んでいることが多い。
・有害な物質ではないと思う。
・知らないものに対する不安は拭えない。
・その正体を調べてみることにした。

(どのような修正が望ましいか)
食品の添加物の表示欄には、よく知らない化学物質名が並んでいることが多い。有害な物質ではないと思うけれど、知らないものに対する不安は拭えない。そこで、その正体を調べてみることにした。

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by yt_iris | 2011-08-04 23:59 | Comments(0)

I'd just be the catcher in the rye and all.


by yt_iris